昨日入線した新製品の651系と、2012年に購入した旧製品を比較してみようと思います。特記以外、左が旧製品、右が新製品です。
まずは前面から。ぱっと見て目に付くのはヘッドサインの色の違いですね。新製品のほうが明るくて色鮮やかです。ヘッドサインの枠と窓枠の色も違いますね。旧製品は茶色っぽいですが新製品はモノトーンなグレーです。車体裾のオリーブグリーンのラインは新製品のほうが色が濃いです。
ボディからはどちらもアイボリーですが、新製品のほうが若干明るいようです。
連結器カバーの形状が変わり、より実車に近い形態になりました。Assyパーツとして分売されるようなので、ほかの車両にも応用できそうです。
先頭連結器の比較。旧製品はフック付きカプラー。連結器本体はダミーで、その下のフックが引っかかることで連結します。
新製品はフック無しカプラー。連結器自体がかみ合うことで連結します。
奥が旧製品、手前が新製品です。カプラーが改良されたことで実感的な連結面になりました。
ライト点灯。LED化により格段に明るくなりました。
旧製品では電球の室内灯が標準装備ですが、ここでは取り外しています。
新製品ではライトスイッチが付いたため、集電板の形状が変更になっています。
遮光ケースは銀から黒に変わりました。
車体側面を見てみましょう。上が旧製品、下が新製品です。新製品ではグリーン車マークの色が濃くなりましたね。旧製品は2007年に全席禁煙化される前の姿のため、3、4、6、10号車には禁煙マークがありません。
床下に目を向けると、旧製品にはトイレタンクがありません。
新製品では座席パーツが色付きになり、マイクロエースみたいになりました。
動力ユニットは座席パーツの色とダイキャストブロックの光沢具合が変わった程度で、性能は同一です。どちらもフライホイール非搭載です。
行先表示シールは内容が増えました。
説明書。
実車紹介の文章はかなり変わっています。
以上、651系の新旧比較でした。新製品では旧製品をベースとしつつ、最近の製品の水準に近づける改良がなされています。