今回紹介する模型は1か月以上前に購入したものですが、ブログに記載していなかったので紹介します。

 

鉄コレの相鉄9000系新塗装です。10両フル編成の中古品です。ヤフオクのブックオフオークションストアで落札しました。約12,000円でした。入札者が自分しかいなかったので開始価格で購入しました。

 

新品は先頭車1両と中間車2両の3両セットなので、新品を集めて編成を組む場合は4箱必要になります。(クハが2両余ります)

 

前面の中央にまとめられたヘッドライトと大きな連結器カバーが特徴です。

実車は1993年に登場し、8000系と並行して増備が進められました。2001年までに7編成が製造されました。

 

ドアはスミ入れされていましたが、はみ出した部分の拭き取りがされていませんでした。

前面・側面ともに車番インレタが転写されていました。

 

台車にもスミ入れが施され、ブレーキディスクはシルバーで色挿しされていました。車輪は金属車輪に交換済み。床板のウエイトは入っている車両と入っていない車両がありました。

また、カプラーはすべて自連形TNカプラーに交換済みでした。これは嬉しい。

 

動力ユニットも装着済みでした。快調に走ってくれました。

 

パンタグラフはグリーンマックスのPT71Dに交換されていました。

モハ9100とモハ9200ではヒューズの数が異なり、その違いが再現されています。

 

新品を4箱買って編成を組む場合、中間車のモハ2両の屋根をパンタ無し屋根に交換してサハ化する必要があります。今回買ったものもちゃんとサハ化されていました。台車も付随車用と交換されています。

 

鉄コレなので床下機器は実車と異なります。改造が必要です。

 

インレタの残りも付属していました。

新品に付属している行先表示ステッカーとクハのアンテナは入っていませんでしたが、ステッカーは自作できるし、アンテナは以前買った新7000系の余剰パーツが使えるので問題ありません。

 

新7000系と並べてみました。塗装は新7000系と比べてムラのない仕上がりでした(新7000系が酷すぎた)。しかし、車体色が黄色みを帯びたグレーになってしまっているのは相変わらずなので、新7000系とともに再塗装するのがよさそうです。

 

新品で買うと4,500円×4セット、動力やTNカプラーをそろえるのにさらに出費が必要なので、12,000円でこれらを全てそろえられたのはお買い得だったかなと思います。それにしても前のオーナーさんは、ここまで手をかけたのにどうして手放してしまったのでしょうか? マイクロエースからも発売されたからでしょうか。

 

トップナンバーの9701F。9702F~9707Fはすでにリニューアルが完了しネイビーブルーに塗り替えられていますが、9701Fはリニューアルの対象外だそうです。

 

JRとの相互直通が始まり賑わいを見せている相鉄、また乗りに行きたいです。