車体工場に続いて、車体更新場を見学しました。2017年に稼働開始した新しい施設で、車両の劣化部分の補修作業が行われています。この日はTX-2156Fが入場中でした。

 

窓ガラスの防水シールの補修が行われているようです。

 

外された台車を撮影。これは動力台車です。

 

こっちは付随台車。

 

前面ガラスも養生されていました。

 

トラバーサーは通路として利用されていました。

 

一部の車両はジャッキアップされていました。

 

階段を上って2階へ。車両を上から見下ろします。ここでは屋根絶縁塗料の上塗りをするため、屋上機器を取り外す作業を行っています。

 

パンタ車から取り外された計器用変圧器など。

 

こちらはVCB、交直切換器、ヒューズ、避雷器など。

 

クーラーを外すとこうなっているんですね~

 

取り外される前のクーラー。

 

こちらは塗料が上塗りされた車両。明るいグレーになっています。

 

配管のディテールも細かいところまで観察できます。

 

Nゲージのディテールアップの資料にするため、いろんな角度から撮影しました。

 

作業員の転落を防ぐためのシャッター開閉の実演も行われていました。

 

完全にシャッターが閉まった状態。世界最大の水平引きシャッターとしてギネスに認定されているらしいです。開閉実演は30分ごとに実施されていました。

 

つくばエクスプレスまつりの記事は以上となります。新型のTX-3000系を見られただけでなく、普段は見られないTXの車両の姿を隅から隅まで観察し、大変充実した時間を過ごすことができました。