海老名から相鉄に乗って横浜を目指します。相鉄に乗るのは初めてです。

相鉄にはいつか乗ってみたいとずっと思っていました。車両デザインがかっこいいということもあるのですが、一番の魅力は直角カルダン駆動です。10000系以降は一般的なTD並行カルダン駆動ですが、9000系までは他ではあまり見られない直角カルダン駆動を採用しています。直角カルダン駆動ではモーターの回転軸が進行方向を向いており、プロペラシャフトを介して車輪に動力を伝えています。(車に例えるなら、縦置きエンジンのFRみたいな感じ)

 

8000系に乗って横浜に向かいます。写真の左上に影が写っていますが、これはスマホケースの端が折れ曲がって写りこんででしまったためです。

実際に乗ってみると、独特な駆動方式が影響しているのか、低音~中音域がよく響く迫力の走行音を楽しむことが出来ました。日立GTOのVVVF音も最高です。これはたまらんわ。

 

横浜駅に到着しました。線路はここで行き止まりなので、正面からの構図で車両を撮影できます。

 

ホームは4面3線です。車両の両側にホームがあり、片方が乗車用、もう片方が降車用です。

 

9000系リニューアル車。車体全体が「YOKOHAMA NAVYBLUE」で塗装されています。写真で初めて見たときは「一色で塗りつぶすなんてつまらない」と思ったのですが、実車を見てみると深みのある美しいメタリックブルーで、この塗装もなかなかいいな~と思うようになりました。いずれはすべての車両がこのカラーリングになるようです。

 

新7000系。初期の7000系は抵抗制御車ですが、新7000系の7050番台の編成はVVVFインバータ制御車です。

 

8000系。

 

12000系。今年の11月から始まるJR乗り入れに備えて製造された車両です。埼京線用のATACSのID標記が見えます。

 

つり目ライトと大きなフロントグリルのようなデザインは、最近のトヨタ車にも似ています。

 

11000系。E233系をベースに開発された車両です。

 

相鉄の車両を自分の目で見るのは初めてだったため、新鮮な気持ちで撮影を楽しむことが出来ました。