東武10030系が使えるのは側面だけで、妻面や屋根は自作しなければいけません。

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t0.3プラ板から妻面を切り出し。205系のように縦にビードが入っています。ビード部分にはスジボリを入れておきます。

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ビードはランナー引き伸ばし線で再現します。スジボリに沿って接着剤を流し込んで固定していきます。必要な長さを貼り終えたらナイフでカット、隣のビードに進みます。ちなみにランナーの供給元は、現在製作中の737とA320です。

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ビードを貼り終えた妻面。手間はかかりますが案外楽しい作業です。

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裏側からt0.5プラ板と1mm角棒で補強。

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妻面と側面を接着。横方向の剛性を確保するため、車体中央部にt0.5プラ板を渡します。

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雨樋の縦管はエバーグリーンの0.5mm×0.25mm角棒で再現。これは御茶ノ水のレモン画翠で買ったものです。

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屋根はt0.2プラペーパーで作ります。両脇に5mmずつ余白を残して切り出し、屋根肩を折り曲げます。
写真を撮り忘れましたが、折り曲げが終わったら5mmの余白をカット。裏からプラペーパーを貼り重ねて補強します。屋根肩の裏には1mm三角棒を貼り付けて、車体に接着する際ののりしろにします。

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屋根を車体に接着。

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t0.1プラペーパーを折り曲げてランボードを製作。流し込み接着剤で貼り付けていきます。

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ランボードの端部は205系と同じく斜めに欠き取られています。この部分の隙間はポリパテで埋めようと思います。

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基本的な車体の組み立てはこれで完了です。韓国の通勤型は日本色が強いので、外国の車両を作っているという意識はほとんどないです。
このタイプの中間車は4両作ります。他にパンタ車が3両、先頭車が2両、フルスクラッチで作る中期抵抗車からの編入車が1両あります。

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実車は標準軌で、車体全幅が3.2mもあるので、日本の車両と比較するとかなり幅が広いです。そのため、ポポンデッタ等で駅のホームに車体をこする恐れがあります。その時は自宅のフロアレイアウト限定での運用になると思います。