今日から12月なんですね。早い…
さて、次に製作する車両紹介します。

韓国鉄道公社(KORAIL)311000系電車です(写真はWikipediaより)。どうです、このカクカクした精悍な顔つき! かっこいいですね~ 実車は1996年に登場。首都圏電鉄1号線で活躍しています。ステンレス製の4ドア車で、5M5T編成のVVVFインバータ制御車です。登場時は5000系を名乗っていましたが、2011年に改番されました。
私は韓国に行ったことはありませんが、ネットで調べているうちに(何がきっかけで調べたかは覚えていない)日本と似ているようで違う韓国の通勤型電車の魅力に目覚め、模型を作りたいと思うようになりました。
さて、この311000系、マイナーチェンジを繰り返しながら現在まで増備が続いており、大きく3つの形態に分けることができます。上の写真は初期型。

2002年登場の4次車からは丸みを帯びた顔つきになり、「トングリ」と呼ばれています。窓配置やクーラーも変化しました。増備途中からVVVFインバータの素子がGTOからIGBTに変更。現在では初期型の機器更新も行われています。(写真はWikipediaより)

2005年登場の7次車から再び顔が変わり、「新トングリ」と呼ばれています。新トングリの増備途中でLEDの前照灯やシングルアームパンタを装備した車両が現れました。2016年の11次車ではついに100編成を超え、311000系の番号がすべて埋まってしまったため、312000系になってしまいました。来年も、1000系後期抵抗車置き換えのため増備されるらしいです。(写真はWikipedeiaより)
今回作るのは初期型で、1000系中期抵抗車からの改造サハを連結した311x39編成を再現する予定です。
最初はフルスクラッチも考えていました。しかしビードが多い車体なので自作は大変そうだと判断し、E331系を作ることにしました(E331系も前から作りたいと思っていた)。

その後、側面デザインが東武10030系に似ていることに気付き、ヤフオクでGM製のジャンク品(車体のみ。屋根・床板・窓ガラスは欠品)を入手。これの車体側面を切り出し、自作の屋根や床板と組み合わせて作る予定です。したがってフルスクラッチではありませんが、単なる既製品の改造よりは手間がかかります。「セミスクラッチ」といったところでしょうか。中期抵抗車から編入のサハは普通鋼製のシンプルな車体なので、この1両だけはフルスクラッチしようかなと思います。


KORAILの地上区間は交流、ソウル交通公社の地下区間は直流なので、交直流電車となっています。地下鉄乗り入れの交直流車というのは、日本では見られないタイプですね(つくばエクスプレスは地下区間はあるが地下鉄ではない)。旅客機プラモ製作もやりたいのでかなりスローペースにはなると思いますが、のんびりと進めていきたいなと思います。
~311000系が登場するK-POPアイドルのMV~
GFRIEND「時を駆けて」
宇宙少女「Dreams Come True」

話は変わりますが、私が初めて自作した車両である仙台市交1000N系が、2022年から新型車に置き換えられることが発表されました。幼い頃から好きな車両なので寂しいですが、新型がどんなものになるのか楽しみです。