前回のE331系製作記ではクハのボディの組み立てについて紹介しました。その後先頭部にパテを盛りつけて成形作業に入りましたが、パテの硬化時間や気泡の補修などいろいろ時間がかかるので、先頭部の工作と同時に動力ユニットの組み立てにも着手しました。

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動力は鉄コレの15m級A(TM-04)を使用します。この動力は片方の台車のみ駆動し、もう片方は集電機能のみで付随台車になっています。これを加工して7号車のサハE331-1001と8号車のサハE330-1に組み込みます。2台車を駆動するのに2個のモーターを使うのでコスパが悪いですが、特殊な構造の車両ゆえ仕方ありません。

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最初に付随台車を取り外します。動力ユニットの前後端を切り落とし、E331系のボディにフィットするようにプラ板で作った枠を貼り付けます。動力ユニットに付属のウエイトも取り付けます。

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ボギー台車側には、部品取り用のジャンク品からもらってきたボディマウント型KATOカプラーを、干渉する部分をカットして両面テープで取り付けます。

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次にモーターカバーを作ります。

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動力ユニットにかぶせます。連接台車側はM2ねじとナットで固定します。製作記の一番最初の記事で紹介したように、床板から飛び出したねじの先端を連接台車のジョイントパーツに差し込みます。https://blogs.yahoo.co.jp/kmr_express/71330206.html
早いもので、E331系の製作を始めてから約4か月が経過しています。

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ボギー台車側は暫定的にマスキングテープで止めていますが最終的には両面テープで固定するつもりです。

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とりあえず形になった動力ユニット。この状態で少し走らせてみましたが、1つの台車でしか集電していないので、ぎこちない走りでした。でも、こうなることは最初から想定済みです。美軌模型店の集電化パーツを用意しているのでそれを使って連接台車からも集電できるように加工するつもりです。

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さっそくボディと合体させてみましょう。動力ユニットのボギー台車側には2枚のプラ板を1mmの隙間を空けてくちばし状に配置しています。一方、妻面裏側からは1mmの角棒が飛び出ていて、両者がかみ合うようになっています。

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連接台車側には、ボディ内側にジョイントパーツ(プラ板とM2ナットで製作)を取り付けます。今はまだ接着していません。塗装してから接着します。

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まずボギー台車側をはめ込み。

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そして連接台車側をねじ止めすれば固定完了です。

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M車2両とT車1両をつないでみました。だんだん電車らしい形が見えてきたのでニヤニヤが止まりません。

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車高も大体揃えることができたので良かったです。