7月に入り、2017年も折り返しですね。早いです。
今日は予約していた商品が届きました。ヨドバシのネットショップで購入しました。

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鉄コレの207系900番台です。国鉄最初で最後のVVVFインバータ制御車として1986年に10両編成1本のみ作られ、2009年まで常磐緩行線、千代田線で活躍しました。自分は実車を見たことはありませんが(西日本の207系は見たことある)、魅力的な車両なのでぜひ模型が欲しいと思っていました。マイクロエース製品は今では入手が難しいためフルスクラッチの候補に入っていたこともありましたが、鉄コレが発売されることになったので購入することにしました。自分にとっては初めての鉄コレです。

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国鉄型車両は2012年に購入した415系1500番台以来、約5年ぶりです。

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正面から。205系がベースになっていますが、地下鉄を走行するため非常用扉がついており独特な表情を見せています。行先表示は「我孫子」が印刷済みとなっています。編成番号が印刷されているのもいいですね。JRマークが傾いているのが少し気になりますが。
ちなみにスカートが無い車両は初めて買いました。

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付属のステッカーで他の行先にすることもできますが、自分は我孫子のままにしておこうと思います。

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ATS標記、エンド標記、所属標記もきれいに印刷されています。
エンド標記と所属標記、鉄コレでは再現するのになぜTOMIXでは省く?

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妻面も細かく作りこまれています。貫通扉の窓にもちゃんとガラスパーツがはめ込まれています。

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中間車も205系にそっくりですが、205系と違ってモハ車体側面のルーバーがありません。
プラ製のパンタグラフは思ったほど悪くはありませんが、やはりTOMIX製品に交換したいですね。

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連結面はとんでもなく間隔が広いです。鉄コレに付属のカプラーは走行を前提にしたものではなく強度もないので、TNカプラーに交換しようと思います

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VVVFインバータ。かけやま写真館の側面サイドビューと見比べるとよく分かりますが、ちょっと小さすぎます。形状はいいんだけど…
モハの床下機器は割と似ているのですが、クハとサハは実車と大幅に異なっていました。でも、鉄コレの床下機器は取り外しできるので改造はそれほど大変ではなさそうです。

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列車無線アンテナと信号炎管は屋根にピンバイスで穴を開けて差し込むだけのはずでしたが…

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屋根裏から飛び出るアンテナの足と、乗務員室仕切り固定用の爪が干渉し、屋根を組み戻すとせっかく差し込んだアンテナが抜けてしまうのです。これは設計ミスですね。

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そこで、アンテナの足を短く切って対処しました。
アンテナと信号炎管は、抜けないように接着剤で固定しました。

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他にも、クーラーにはランナーから切り離したゲート跡が残っていたり、

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乗務員扉の窓サッシの印刷がずれている箇所があったりと、残念な部分も見受けられました。
しかし、鉄コレはNゲージよりも手ごろな価格で楽しめるディスプレイ用モデルという位置づけなので(あくまでもNゲージと比べればの話で、決して安い物ではない)、ある程度は仕方ないでしょう。これくらいなら自分で修正できそうですし。

今後は動力ユニットを装着して走行可能とし、ライトも光るように改造出来たらいいなと考えています。そしてトミーテックさん、次は203系をお願いします。