1月の中頃に作り始めてから約3か月。仙台市地下鉄1000N系のNゲージがついに完成しました!

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年度末の、授業が少ない時期から春休みにかけて製作したため、3か月で仕上げることができました。プロトタイプは、1992年の泉中央延伸時に増備された第20編成です。
最初に、各車両の写真を載せていこうと思います。

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富沢方の先頭車です。1000N系の先頭車は、中間車に運転台を付け足したような構造のため、フロントオーバーハングがとても長くなっています。

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パンタグラフ、VVVFインバータを搭載する中間電動車です。

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SIV、CPを搭載する中間電動車です。模型ではこの車両が動力車です。

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泉中央方の先頭車です。

次に、製作に際してこだわった部分などを紹介します。

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ライト点灯のため、先頭車の台車と床板に美軌模型店の集電板を取り付けました。台車の固定には、秋葉原の西川電子部品で購入したM2のナベネジを使用します。台車はグリーンマックス製ですが、車輪は集電対応のKATO中空軸車輪に交換しています。

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前照灯・尾灯の光源には美軌模型店の「きらめきライト水平型」を使用。光ファイバーでライト部分まで光を伝えています。床板と車体の合体にはネオジム磁石を用います。

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ライト点灯状態。きらめきライトは白色LEDなので、発光部分を着色して電球色、赤色に光るようにしています。

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屋根上の配管はΦ0.2mmとΦ0.4mmの真鍮線で再現。パンタグラフはTOMIXのPG16、PS16R、PS16Jを組み合わせて作りました。クーラーはプラ板とプラペーパーから自作したものです。

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妻面には様々なバリエーションがあり、面白いです。

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最後に、編成写真。完成して走らせたときは大きな達成感を味わうことができました。あと、完成してから気付いたのですが、実車は全幅が2,890mmあるんですね。模型の車体幅はTOMIXの209系0番台に合わせたのですが、209系の車体幅は2,800mm。Nゲージサイズでは0.6mmの差になります。でも今更車体幅を広げることはできないし、そもそも現状でも違和感を感じないのでこれで良しとします。

私にとってはこれが初めての自作Nゲージでしたが、k2さんのブログを見て車体の構造を学んだりペーパークラフトやプラモデル製作で得た経験を応用したりして、完成までたどり着くことができました。完成品を購入するのもいいですが、自分で資料を集めて世界に一つだけの模型を手にすることができるのはとても嬉しいことです。これは生涯の趣味にできそうです。

次は何を作ろうかな…