少し古い本ですが、たまたまネットで賞賛するポストを見たので借りて読んでみました。

 

半導体と言っても工程や環境などに関わる企業や状況が多々あり、奥が深いということを認識できました。

 

入門者向けの本ですが、たまたまクリーンルームを見学する機会があったので、興味を持ち読むことができました。

 

見学前に読んでおけば、いい質問もできたと思うのですが、いつも先に何か体験してからでないと、実感がわかず何も思いつかない性格なので、自分にとってはこの順序でも仕方なかったのかなとも思います。

 

半導体の前工程で何度も同じ作業を繰り返しするということを最近知れたのは、とても貴重でしたし、この本を読むことで更に理解を深めることができました。

 

半導体というものが、人知の結集のような塊で、とても精密なものだと深く感じることができました。

 

半導体銘柄がシクリカル銘柄ということも、よく理解できましたし、半導体銘柄が半導体のどのような工程に関わっているのかある程度理解することができたので良かったと思います。

 

元NECの人らしく、台風の塩害で工場が被害を受けたとか、なかなか面白いメモもあり、この著者の別の本も読んでみたいなと思いました。