やまぶき 〈야마부키〉 | 韓国映画ひくほどLOVE ~時々ぴょんて

〈ヒューマン〉

  監督:山崎樹一郎

  出演:カン・ユンス、祷キララ



「資本主義と家父長制社会の歪みに潜む悲劇と希望」らしいが。

 

観たところ、そんな小難しい感じの作品ではなく。それぞれの人々が微妙に絡み合って物語が出来上がる、わりとシンプルな作りなのよね。

けど。

その辺が本当に微妙で。繋がってはいるけど。で?だから?結局なんのこっちゃ、って思っちゃった。

 

ポスターもなぁ。

アンニュイな表情の少女が砂漠に立っていて。なんともミステリアスじゃないですか。意味深な視線も凄く良い感じだし。けどそれが、本編の雰囲気と全く違うんだよね。

内容はチェックしないで鑑賞する私にしたら、あれ?って感じなんですよ。←それは自分が悪い。

 

チャンスや山吹ちゃんの葛藤は良く分かる。父親との関係性も良く分かるんだけど。

何一つ感じるものがなかった私。自分の頭が悪いせいで崇高な含みを全く理解出来ないんだろうなぁとか思って。少し悲しくなっちゃった。

  

ただ。

舞台が真庭市で。豆ちゃん(JO1)の出身地じゃん!最近は「真庭市」と聞くだけで異様に萌える私なので。それだけは嬉しかったよ。