私のボクサー 〈판소리 복서〉 | 韓国映画ひくほどLOVE ~時々ぴょんて

〈ヒューマン〉

  監督:チョン・ヒョッキ

  出演:オム・テグ、キム・ヒウォン



放題と日本の宣伝ビジュアルからラブコメだと思っていて。観るのを後回しにしておりましたが。全然ラブコメじゃなかった。

まぁ、そう言う要素もあるにはあるけれど。。。切ない、1人のボクサーのヒューマンストーリーです。

 

個人的にはラブコメよりこういう方が断然好きなので。逆に良かったけども。ラブコメ好きの方は気をつけて。ほのぼの系じゃないからね。

 

それにしても。オム・テグさん。凄い。

彼だけは完璧なほのぼの系。テグさん史上No.1の可愛さよ。ぜひぜひ、『楽園の夜』と比べてみて欲しい。役者さんの偉大さを感じられますから。

 

子供の頃に知っていたボクサーってみんなぽわんとしていて。おかしな雰囲気の人が多かったんだよね。パンチドランカー的な事だったのかなぁと。今になれば思うけど。

徐々にスポーツ界のルールが厳しくなり、昔と比べてかなり選手が守られるようになったよね。昔はマジでなんでもありだったから。今考えたら恐ろしいよ。

 

この主人公もそうだけど。本人はやりたいんだもん。身体が壊れても。心が壊れても。やりたいんだもん。どんなスポーツだってそう。試合という舞台でそれなりの位置に上がった選手なら尚更。深みにハマったら決して自分自身では抜けさせない。ドラッグみたいなもんだね。ドーパミンとか出ちゃうし。

だからこそ、法整備やルール改正って本当に大切。家族や周りのサポートや見守りも。

無論、自分の幸せは自分にしか分からないから。それが必ずしも本人の幸せにつながるとは限らなないけどさ。