ミナリ 〈미나리〉 | 韓国映画ひくほどLOVE ~時々ぴょんて

〈ヒューマン〉

  監督:リー・アイザック・チョン

  出演:スティーブン・ユァン、ハン・イェリ



バーニング』のスティーブン・ユァンさん主演のアメリカ映画でございます。

 

移民一家の物語。

特に大事件が起こるという訳でもなく、基本淡々と、移民の苦労を綴っている感じなのですが。それが逆に、ゆっくりと胸に染みてくる。良い作品です。

 

ディビット役の子役ちゃん。韓国語と英語の混じった演技がめちゃめちゃ可愛いかった!アラン・キム君。これがデビューなんて信じられないわ。完璧な演技でした。

子供は自分で選んだ訳じゃ無いのに、与えられた環境でそれなりにしっかりと生きていくんだなぁと。子供の生命力に感動するし。ほっこりします。

 

アメリカの学校にいた時、中国系のクラスメイトが言ってました。「親世代は働いて、働いて働いて。死んでいく。。。バカみたい」って。

移民した親達は休みもせずに必死に働いて。お金を貯めて。子供達の教育に注ぎ込むんだよね。

子供はそのお陰でしっかりと学歴も仕事も手に入れ。裕福になり。

遊び方も知らない親を見たら、この方達は何を楽しみに生きてきたんだろうと。不思議に思うのでしょう。

 

ミナリ(セリ)は2度目の旬が一番美味しんだって。。。しっかりと根を張って次の世代に繋げる。まさにこの作品、そしてクラスメイトが嘆いていた事に繋がるんだろうね。

 

そう言えば。

クレジットにブラピの名前がでっかく出てて。ブラピのプロデュースチームなんだね。

まぁ、だからどうだってことも無いけど。。。いやに名前が大きいな?って。ちょっとびっくりしたって話w