STOP 〈스톱〉 | 韓国映画ひくほどLOVE ~時々ぴょんて

〈ヒューマン〉

  監督:キム・ギドク

  出演:合アレン、堀夏子

 

 

かなりの問題作で。賛否両論と言われていましたが・・・。そりゃそうでしょ。

けどその「賛」ってのは、作品とか内容がどうのという事ではなく。原発に対する問題提起、って事で良いですかね?そうじゃないと私、かなり悩んじゃいますよ。

 

とにかく。内容はまぁ、ギドク監督らしいっちゃらしいんだけど。自国で起きた事故だし。旦那の親戚とかみんなあっちの方で完全に巻き込まれたし。全く他人事じゃないので。事故に関して簡単にコメントは出来ません。複雑な感情があるので。長く、熱くなるしね。止めときますけど。

 

この作品ばかりではなく、今度公開される原発に関する映画も同様。

無論、現場で働く人々の苦労は並大抵ではないのは当然。けど逆に、訳も分からず巻き込まれた庶民の気持ちだって複雑なはず。

戦争映画が良い例ですよ。どちらの視点で描くかによって、同じ戦争なのに正反対のストーリーになってしまったりするんだもの。

同じ経験をしても、人によって受け取り方が全く違ったりもするし。

 

だからまぁ、実際の事件や事故に関する作品というのは、その事例を風化させないという大切な使命を担っている点においては価値があるのかなとは思いますが。それ以上の何かとなると。。。それこそ賛否両論必須だよ。そりゃぁね。

 

合アレンさんがプロデューサーとして参加されてるんだね。

アレンさんと言えば、「クライングフリーセックス」しか思い浮かびませんけど。知りません?クライングフリーセックス・・・いや、知らなくても良いんですけど(笑)。私は嫌いじゃないので、一応書いときました。