ザ・ネゴシエーション 〈협상〉 | 韓国映画ひくほどLOVE ~時々ぴょんて

〈クライム〉

  監督:イ・ジョンソク

  出演:ヒョンビン、ソン・イェジン



なぜ、ヒョンビンさんの映画の時だけ、ファンミ状態になるのか。。。『王の涙』以来、ずっと不思議なんだよなぁ〜。

韓流スターやアイドルちゃんが出ている作品はかなり観ているけれど、こんなに劇場やロビーがザワつくのは、ヒョンビンさんの時だけなんだよね。不思議。

 

そんな訳で。その、元気なファンの皆様に囲まれて鑑賞して参りましたが。

ま。カッコいいよね。知ってたけど。

今回は悪役ヒョンビンなので。悪い男系が好きな私には、たまらないものがありましたわ。

なんか目がずっと座っててさ。いつもの爽やかさは封印。イっちゃってる感が出てて凄く良かったね。

 

けど。

相手役のイェジンさんがやっぱり。。。違うんだよなぁ〜。

可愛い過ぎるんだと思うよ。何をやっても、どうしても軽い感じになっちゃうんだもん。線の細い美人女優が凄腕の交渉人感を出そうとしたら、かなりの演技力とオーラが必要ですからね。

 

しかも、凄腕交渉人の設定なのに、あれ?何の交渉しましたっけ?ってくらい。

駆け引きとか、追い詰め感&追い詰められ感、そういうドキドキがかなり薄かった。せっかく美男美女なのに、男女のセクシーな駆け引きとかもゼロだし。これじゃぁ交渉人の面白さなんてどこにも無いじゃん。

まぁ、それは別にイェジンさんのせいじゃないけども。

 

取り敢えずビジュアル的にもさ。ヒョンビンさんがスッとしてるんだから、スッとしている女優を並べたら、完全に軽い雰囲気になってしまうのは否めないよ。

せめてもっと骨太の、迫力ある女性交渉人にしたら、このての作品はもっともっと迫力ある仕上がりになるだろうにと。思ってしまいましたわ。

 

映像に迫力あるし。一応最後まで楽しく観られはしたんだけど。

交渉人が主題のストーリーなんだから、もっと「交渉」に面白みが無いとね。

ちょっと残念でした。