<ヒューマン>
監督:チャン・リュル
出演:パク・ヘイル、シン・ミナ
長いっす。
2時間半くらいあります。
私はまぁ、このてのまったり系もイケるくちなんで。大丈夫なんですが。。。みんなムリだったよねぇ~。
寝てる方、多数。
まぁ、ホンサンス作品とかもそうですが。さして何が起こる訳でもなく。淡々とした日常風景を映し出す、みたいな感じだから。好き嫌いが分かれるのは仕方ない。
チャン監督作品では、『春の夢』の方が好き。個々のキャラクターが分かりやすいのは共通なんだけど。『春の夢』の方は個性派キャラが多いのに対し、こちらはみんなが「普通」。
田舎町らしい生活。性格。行動。。。ほんのチョイ役のキャラでも、どういう感じの人なのかが画面から直で見えてくる感じ。ま、言うなれば、特に魅力的でもない、特徴的でもない、ごくありがちなキャラ、って事です。
慶州だけに、美しい古墳が長尺で拝めますが。。。だからどうしたって、思うわな。2時間半を飽きさせない要素に。。。なる訳もなく(笑)。
パク・ヘイルさんの無表情がピッタリとハマる役だったし。個人的には嫌いじゃなかったんだけど。。。一ヶ所だけ、かなり苦手なシーンがあり。
韓流おばさん達が出て来てさ。私がもし韓流ファン仲間と韓国へ行ったら、絶対に言いそう&やりそうだなぁという。。。まさに「あるある」で。初めは笑えた。
が。
最後がねぇ~。ちょっとねぇ~。私は好かんねぇ~。
どんな思惑があるにせよ。不自然にぶち込んだ、たったワンシーンのせいで、作品全体をぶち壊しかねない。。。と、私は思っているので。実に勿体なかったわ。