<ドキュメンタリー>
監督:チェ・スンホ
イ・ミョンバクとパク・クネ、大統領時代のメディア介入を告発するドキュメンタリー。
いや、多少は知ってたけど。ビックリするわ。それほど昔の話ではないのが一番驚く。こんなにも言論弾圧されていたとは。
日本だって、得意の「忖度」があるけれど。あちらはそんなもんじゃない。これほど露骨なメディアへの介入が実際に行われていたなんて。本当に驚きだわ。
言う事を聞かないトップはどんどんすげ替え。気にくわない記者やアナウンサーは簡単に辞めさせてしまう。
主犯者たちは勿論のこと、メディア側の共犯者たちよ。
Shame on you!
ほんと、良く飄々として生きてるよ、こいつら、と。心から思った。
イライラして、爪がめり込むくらい力が入っちゃったし。セウォル号のくだりでは、身体を震わせて泣いてしまった。大人達の下らない体面や思惑のせいで、助かる可能性があったかも知れない多くの若い命が失われたのだから。
本当に良く出来たドキュメンタリーというのは、深く心をえぐってくる。
それでも。
しっかりと観て。感じて。考えていかなくちゃいけないよね。
もう一度言うよ。
Shame on you! 恥を知れ!