<ヒューマン・実話>
監督:イ・ジュニク
出演:イ・ジェフン、チェ・ヒソ
色々言われていた作品ですが。。。なんだよ。いい映画じゃないかよぉ~。なんだかんだ言ってる人達って、絶対にこれ、観てないよね?
言ってた事と全然違うじゃん。
作品はしょせん、自分の目で見てみないと分からないと。改めて実感しますね。
取り敢えず。文子&パクヨルの裁判(演説)シーンではかなり泣いた。悲しい涙ではなく、熱い涙。ボロボロ流れたわ。特に文子。。。熱いよ。
イ・ジェフンさんはいつもながら、役になりきっての素晴らしい熱演ですが。
今回は珍しく女優を褒めます。チェ・ヒソさんの文子。最高だっった。
とんでもなく情熱的で。とことん可愛らしい。
特に(子供の頃日本に住んでいた)彼女の日本語は完璧なので。日本人役をスムーズに受け入れる事が出来ましたし。
悪人は悪人然と描かれていて。主役の二人は実に生き生きとしている。脇役である判事、看守、弁護士などもみんな、(善悪問わず)とにかくどのキャラも魅力的。
心底ムカついたり、同調したり。蔑みや尊敬。。。様々な感情で揺れました。
さすがイ・ジュニク監督。
思想や思いは人それぞれあるでしょう。私もありますよ。
今回、この作品を観て。また少しネット等で歴史を勉強したりして。新たな考えも浮かびました。
そうなんですよ。映画って、そういうツールでもあるんですよ。
私はかなり自己主張が強い人間なので、文子のような情熱的な人物に強く心を動かされる部分もあるのかも知れませんが。だからと言って、彼女の思想に染まる訳ではない。
自分は自分なりに見聞きし、勉強もして。感じて。生きているので。
だからこそ、色んな作品を観ればみるほど勉強する事も増えるし、感じる事も多くなる。それが実に、気持ちいいんだよね。
映画大好き!映画はやっぱり・・・止められませんわ~!