修羅の華 <미옥> | 韓国映画ひくほどLOVE ~時々ぴょんて

<アクション>

   監督:イ・アンギュ

   出演:イ・ソンギュン、イ・ヒジュン



ん?あれ?これってキム・ヘスさんが主役でしたっけ(笑)?

 

出演者に女優の名前を書かないのは、いつもの事ではありますが。

いや、今回は特に。ソンギュンさんとヒジュンさん、2人のストーリーで良かったじゃん。って言うか、そっちの方が絶対に良かったじゃん。

 

実際私には、2人のストーリーに見えたよ。

ポスターも宣伝も、ヘスさんの一人舞台と思わせるけれども。実際は、ヘスさんの存在感がとっても薄かった。。。って、どうなのよ。あのビジュアルで存在感が薄いって。よっぽどよ。

 

勝手に、『悪女』みたいな感じかなぁと思ってたけど。全然あそこまで飛び抜けて無くて。

全体的にやってる事は凄い(殺しっぷりとか)のに。正直、ほんと。ただの痴話げんか。

ちっさいの。世界が。

 

大体、最初から最後までヘスさんの風貌が気になって仕方なかった。。。なぜあんな安っぽいビジュアルにしたんでしょ。

個性派を気取る昭和の飲み屋のママみたいな。←分かり難い(笑)?

逆に上品なイメージの方が絶対に、後の行動が生きると思う。その方が何倍も怖いし。

ほんと、少なくともビジュアルは大失敗だよ。

 

イ・ソンギュンさんは良かったぁ~。彼の悪役、いいよね。年取って、どんどんカッコ良くなる俳優さんの一人だわ。

 

あと。

クォン・ユルさんも良かったぁ~。出演シーンはそんなに多くないんだけど。そのビジュアルとキャラで。かなりのインパクトでございました。

 

スタートが刺激的で引き込まれ。激しいアクションも悪く無かったのに。主人公のはずの女性がただの脇キャラ程度にしか感じなかったし。世界観が小さ過ぎる上に中心がブレブレ。

終わってみたら非常に消化不良で物足りなさ満載だったという。。。誠に残念な作品でございました。まる。