<ヒューマン・シュール>
監督:イ・サラン
出演:キム・スヒョン、チェ・ジンリ(ソルリ)
トランスワールドへようこそ!って感じなんですけど。
えっと先ず。
スヒョンファンの皆様。お疲れ様でした。色々と複雑でございましょう。。心中お察しいたします。
映画を観る際、内容や前評判を極力見聞きしない主義の私ですが。それでも今回ばかりは聞こえてきましたから。強烈な悪評。
恐ろしかったですねぇ~。これだけ悪口言われるなんて。。。どんだけぇ?って。めちゃ見るのが楽しみでした。←歪んだ性格(笑)。
私、シュールとか、おかしな作品とか言われるもの、結構得意なんですよ。好きなの。
けど。
その、みんなが「良くわからん」という作品でも、私が好きになるものには共通点があって。
基本、まとまっていないようでも、実は一本筋が通っている(時には、私にしか理解不能な「一本筋」もあるけれど)。と言う点。
もしくは、本編がいくらゴチャゴチャしていても、最後にはちゃんと、バラバラの破片をそれなりに回収してくれる(時には、私にしか納得出来ない「回収」もあるけれど)という事。
残念ながらこの作品は、そのどちらも無かった。
そしたら。。。どうすんですか?
スヒョンさんのお尻がマルっとしてて可愛いかったね。って。言って終わりますか?まったく。。。それじゃぁさすがに可哀そうじゃん。
莫大な資金をかけたらしいよ。
スヒョンさんだって、ソルリちゃんだって熱演してたよ。頑張ったのに。こりゃぁほんと、切な過ぎます。
結局。これまでの悪評と同じような事を書くしかないのが悲しいので。良いとこを探してみますけども。
う~ん。。。そうだ。
クラブシーン。懐かしかった。
20代の頃、アメリカのクラブでちょうどトランスが流行っていて。どっぷり浸かっていたので。思い出したわ~。トランスしかけたわ~。
私、クスリはやった事ないですけど。トランスミュージックに浸かってた人間としては、なんとなぁくあぁいう雰囲気なんだろうなぁと。想像してみますけど。
身体を揺らしていると、とっても気持ち良くなって。時には物凄く気持ち悪いくらい脳みそがボぉ~っとするやつ。ね。
この作品でも、そこを一生懸命表現しようとしているのかなとは思ったんだけどさ。。。だからどうした?って。なっちゃうんだよね。一本あるはずの大筋が、とことんブレまくっているから。ヘタくそか!って感じ。
あ。。。褒めるつもりだったのに。褒めてないや(苦笑)。
じゃ。あれだ。
エッチシーン。キレイだったよ。エロかったし。私は好きでしたけど。
でも。
そういうのが生きるのって、映画自体が面白い前提でしょ?そこだけ力入れても意味ないし。大体、頑張った若手俳優&女優さんが可哀そうだってば。何度も言うけど。ソルリちゃんだってスヒョンさんだって。半端な事してないよ。頑張ってるよ。それをさぁ、こんな作品に仕上げちゃって。。。あ。またダメだ。褒めてないや(笑)。
俳優さん達が決意と根性で演じていて。CG作る人だってロクに寝ないで作業してたんだろうし。エキストラの皆さんだってスタッフだって精一杯やってるんだから。それだけは認めたいのよ。
だから。。。いや、だからこそ。こんなの作ったらダメじゃん。
途中交代の監督が、スヒョンさんのイトコだって話題になって。しかも、製作会社の代表なんだってさ~。
誰だって処女作はあるものだし。監督がド素人だから絶対ダメって事もないでしょうが。普通ド素人は、何億も何十億もかかる映画は撮れないから。そこは明らかに問題だよね。
キム・スヒョンさんの人気に乗っておけば大丈夫的な安直過ぎる考えと。彼の親戚への忖度なのか知らんけど。お金出してる人が口出したらダメってのは定説なのにね。
昭和の時代からあるじゃん。お金出すからこのお姉ちゃんも映画に出してねって、愛人やどこぞの飲み屋のお姉ちゃんを連れて来るスポンサー。映画の中にも、たまに出て来るエピソードだよね(笑)。
お金を出す人の要求って断れないから。口を出せば出す程、作品が腐っていく可能性が高いでしょ。
中国資本のシガラミもあるとか。。。まぁ色々と。作品を取り巻くダメダメな噂を耳にするにつけ。だからぁ~、こんなになっちゃったんじゃないのぉ~と。思ってしまう訳ですけども。
まぁとにかく。
仕方ないからこんな時の得意のやつで締めますよ。
スヒョンさんは悪くない!
と言う訳で。さようなら(笑)。GW、なに観よっかなぁ~。