<ヒューマン・アングラ>
監督:タカハタ秀太
出演:イ・ジュンギ、草なぎ剛
この作品、わりと好きだったけど。15年くらい前に一度観たきりだったので。今回、草なぎ君の映画が公開されるにあたり、観直してみました。
私、(アイドルとしては興味無いんだけど)俳優・草なぎ剛が大好きなんですよ。
韓国語オンリーなので。韓国語が話せる方には辛いと思う。。。私だって、ヘタな日本語や英語だけで話す映画って正直、見ていて苦しくなるもん。
けど。
韓国語超初心者の私には逆にとっても分かりやすく。韓国語映画史上一番理解出来た作品かも知れない。
この時代の草なぎ君と言えば、ん?大丈夫?的な髪型でしたが(←失礼)、この無国籍アングラ感漂う本作では、それが逆に生きている感じはありますね。役の雰囲気に合わせてちゃんと鍛えていて、かなりナイスボディーだし。見応えありです。
他の俳優さん達もみんな良い感じだよ。
日本人俳優さんの事は、ここではあまり語りませんが。みんな味があって。役に合ってるね。
チョ・ウンジさんはほんと、イメージが今と殆ど変わらないから驚く。
あと。
チ・ヒョヌさんが、本当にちょこっとだけ出演されています。
そして何より。
イ・ジュンギさん。まだまだ可愛らしい頃で。今とはイメージがかなり違うけれど。彼を見られるだけでも幸せよねぇ~。
深い傷を持つ人々が集まる、隠れ家のようなホテル。それぞれが互いに関わりを持ちながら、厚い壁を乗り越えていく。。。みたいな。良くあるストーリーだけど。
私のようなアングラ映画好きは本気で感情移入して。涙ぽろぽろ。
基本色無しだし(←たまに色ありの、ちょっとオシャレなモノクロですけどね)。日本人俳優さん達が韓国語しか話さないという、不思議極まる作品で。尺も長いし。。。飽きる要素満載ながら。
日本の有名アジョシ俳優さん達が多数カメオ出演されていたり。
独特な雰囲気の作品に拒否反応が無い方なら。わりと楽しめると思います。