オペレーション・クロマイト <인천상륙작전> | 韓国映画ひくほどLOVE ~時々ぴょんて

 <戦争・アクション>

    監督:イ・ジェハン

    出演:イ・ジョンジェ、イ・ボムス



眠かったよね。かなり。

でも。

一緒に観たお姉さまは、「テンポが良くて飽きなかった」と評していたので。単に、私の好きなテンポと違った、って事かも知れませんね。

 

最近観た、『ダンケルク』。

あちらは海岸から撤退するお話で。こちらは逆に上陸するお話ですが。どちらも実話を元にした戦争映画で。

あちらの方は本当にテンポが良いのよ。1秒たりとも目を離せないと言うくらい見入っちゃったもん。いちエンターテイメント作品として、最高の出来だと思える程楽しめたの。

それに比べてこちらは。。。終始眠気との闘いだったんですよ。

 

先ず。

リーアム・ニーソンさんが演じるマッカーサーチームと、ジョンジェさんのチームとが何だか分裂してたよね。上手く融合出来てないと言うか。マッカーサーの下りが完全に分裂して見えた。

ニーソンさんて、あんなヨボヨボでしたっけ?ってのも気になった。威厳ある指揮官と言うより、近所のおじいちゃん感満載だったもん。

 

あと。

キャラがみんなイマイチぱっとしない。

まぁ、実話ベースだから。あまりエンターテイメント化したくないってのはあるかも知れないけれど。

個人的には、キャラが生きていない作品はいつも満足出来ないで終わるので。これもその一つって事かな。

ジョンジェさんのチームなんて、パク・チョルミンさん以外はみんな同じに見えたしさぁ~。

 

ま、単に自国民向けの映画で、愛国精神を煽るのが目的で作られている作品なのであれば、それはそれで勿論構わないんですけどね。

 

取り敢えず。

戦争ものというのはやはり、愛国精神とは切り離せない訳で。

けど。そんな中でも、全くそんな事は気にならず。。。いや、むしろ当たり前に受け入れて、戦争を考える良いきっかけになる場合と、ただひたすら愛国主義の垂れ流しのようになってしまい、いち作品としての出来には首をひねらざるを得ない場合があるんだなぁと。戦争映画を続けて観て、感じちゃった訳なんですよ。

 

あ。そうだ。最後に一つ。

パク・ソンウンさんが(ほぼカメオだけど)見られたのは非常に嬉しかったわ。やっぱりカッコいいね。ソンウンさん。唯一目が覚めたシーンでしたわ(笑)。