モノポリー <모노폴리> | 韓国映画ひくほどLOVE ~時々ぴょんて

<クライム・ミステリー>

   監督:イ・ハンベ

   出演:ヤン・ドングン、キム・ソンス

 


面白かった!

ラストなんて、本気で鳥肌立ちました。ただし、「内容を知らずに観たから」なのですが。

これからも映画は極力、ストーリーやオチを知らないまま観ようって。改めて思いましたわ。

 

だって。結局終わって落ち着いてみたら。これって、私の大好きなハリウッド映画の。。。パ。。。ク。。。リ。

それとも、オマージュ?参考?

 

元ネタの作品を観た時も、スゴイ勢いで鳥肌立ったもんな。大好きな作品で。最高のラストですよ。

その元ネタ作品自体は、アガサ・クリスティーの『アクロイド殺し』を下敷きにした、という事で。←これを言っちゃうと分かっちゃう人には分かっちゃうかと思いますが。

私、ほんとに大好きなんです。

 

まこのての作品の場合、一度オチが分かってしまうと8割方は面白くなくなる。という。不利な点も否めない訳ですが。

 

今年で言えば、『チャンス商会』などが典型で。

本気でおススメしたいのに、その、おススメポイントを絶対に言えない!って言う。誠にもどかしいタイプの作品です。


内容を知らないで観ればみるほど、ラストの破壊力が増すので。結局どの作品も、事前知識無しで観るしかない。と思うのですよ。

 

主演のドングンさん。

今やチンピラっぽさ満載の彼ですが、モッサリしたオタク青年を好演。彼のダメ感が、作品をより一層面白くしております。って、それもまた、元ネタでも同じ、重要な要素となる訳なのですが。

 

加えて。

キム・ソンスさん。今までで一番カッコ良かったかも。ズルくて、優しくて、ミステリアスでスマートな男性。まさにピッタリでございました。ほんと。ステキだったわ。