<コメディー・青春>
出演:Ara、チョンウ、ユ・ヨンソク

1990年代はまさに青春ど真ん中!←見事な昭和テイスト(笑。
昨日、韓国の友人から、それこそ1990年代に友人達と撮った写真を見せられて。その中の一人がフェイスブックを通して連絡してきたんだって。「覚えてる?あなたの前にいるスペイン人の女の子」って言うけど。全く覚えてなかった。
みんな随分と楽しそうで。仲良しそうな写真なのに。
それほど「昔」になっちゃってるんだなぁと。つくづく思った。
しかし。一番気になったのは。その写真の自分も友人達も、本当に若くてキレイ。&痩せてる(笑。
それで。
このドラマを思い出した訳ですが。
この時代の私は、アメリカの学校にいて。アメリカ人や、色んな国の学生達と一緒だったので。韓国の学校生活とはかなり違っていたけれど。
それでも。ファッション、生活感、青春の悩み・・・色々と共通点も多く。感慨深く重なっていくんですわ。
みんなでテレビを見たり。お酒を飲んで騒いだり。恋愛して失恋して。友達とケンカして仲直りして。
何でもないと言えばそうなんだけど。それらの全てが、今となれば最高の思い出ですから。
それが青春ですから。
ただ。
ユ・ヨンソクさん演じる爽やか野球青年みたいな男性は、周りにいなかったわ。彼みたいな人と恋愛したかったな。
計算高くなる20代後半以降には、絶対恋愛しないタイプなので。逆に、若い頃特有のピュアーな恋愛が出来そうよ・・・と。妄想ワールドに突入。
とにかく。
40代になった主人公達が、青春時代を懐かしく思い出すように物語が進行していく訳ですが。Araさん演じる女の子が、下宿に住んでいた誰かと結婚していて。それが誰なのか分からない感じになってるのが面白いんだよね。
そりゃそうだろ的に。ほぼ分かるっちゃぁ分かるのだが。ま。素直に分からない体で見れば。より楽しいかと。
今考えれば、本当に「何をした」とも言えないような日々。それでもしっかりと胸の中に残っている「思い」。
楽しさも苦しさも全てひっくるめて。二度と味わえない。特別な感情。
そんな。
今まで特別視していなかったあの頃の、特に何でもない日常でさえ、ちょっと愛おしくなってくるような。ステキな副作用まである。とっても可愛らしいドラマなのです。