<アクション・時代>
監督:チェ・ドンフン
出演:イ・ジョンジェ、ハ・ジョンウ
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180730/12/kmov/bf/37/j/o0810108014238254691.jpg?caw=800)
こういうのって、「アクション活劇エンターテイメント」として楽しめるかどうか。だと思うんだよね。
「マカロニウェスタン」的に。楽しまなくっちゃ。
そうよ。
いつもなら、日韓の関係性や確執を扱った作品でも、「それはそれ」「映画は単なるエンターテイメント」と言ってはばからない私なのですが。
なんでだろ。
今日はダメだったわ。完全に、「戦争もの嫌い」がでちゃった。
寝不足のせいかしら(笑)。
なんだか。
奴隷をはじめ、統治とか植民地とか。国が国を、人が人を制御圧制しようなんて、本当に恐ろしい所業だよなぁなんて。つくづく思ってみたり。
自分達の文化が軽んじられ。不平等な扱い。命の軽視。
恨みは恨みを生み、負は負にしかならない。他国民で、自国民で、殺し合い。
今回の、日本の統治や親日家がどうのと言う部分を通して。戦争というものについて色々考えちゃってさ。
あぁ~楽しかったと。単純に言えない私がいました。
完全に作品の楽しみ方を見失ったのよ。失敗したわ。
なので。
素晴らしかった俳優陣について語る事にしましょう。えぇ。そうしましょう。
だって。
イ・ジョンジェさん、ハ・ジョンウさん、チョ・ジヌンさん、イ・ギョンヨンさん。間違いないんだもの。
みんな本当にカッコ良かったんだからっ!
ジョンウさんが日本語上手だったわ。演技上手は言語も上手なのねぇ~。素晴らしい。
あの、いつもの、ちょっぴり情けないように見える表情も今回は封印。あくまで自信満々。凄腕だけど愛のある、スマートな殺し屋さんでした。
あと。
ギョンヨンさんの日本語。親日家役だからそれ程上手じゃなくて良いのだけれど。逆にその話し方がいかにも「媚びて」いて。とっても良い感じでしたわ。
媚び、激高、恐れ、気取り・・・様々な表情の抑揚が素晴らしいんですよ。彼は。
ジョンジェさん。最後に、お爺ちゃんボディーが登場するのですが。ちょっとびっくりした。CGでしょうけど。ナイスボディーの彼しか知らないからさ。かなりのインパクトがあって。
ま。実際は。
そのヨボヨボボディーより、その時の演説が心に残っているんですけどね。短時間で彼の人となりが良く分かる。かなり印象に残るシーンです。
ジヌンさんは相変わらず。個性的で。可愛くて。ナイスキャラ。目がいいんだよね~。彼は。
個人的にはやはり未だに、『悪魔の倫理学』の彼が一番好きだけど。
ダルスさんも良かったなぁ。。。あんなんやらせたら韓国一だよ。チンチャ。
出て来ただけでニンマリしちゃう。
そして。
みんなの最期が、特に良かったわ。
それぞれの舞台があって。魅せられました。
で。
いつもながら全く触れない(笑)主演女優。。。今回も苦手克服出来ず。残念でした。
今後はまた、いつも通り、エンターテイメントはエンターテイメントとして。無邪気に楽しめる私に戻れますように。祈りつつ。終わります。
でも考えてみたら。
『グッド・バッド・ウィアード』も苦手だったもんな。
もしかして私、単純に、韓国の「アクション活劇」はイマイチなのかも知れないわ。「マカロニウェスタン」は大好きなのになぁ。なんでだろ。