<ヒューマン・戦争>
監督:キム・ギドク
出演:チャン・ドンゴン、キム・ガンウ

ドンゴンさん。ごめん。やっぱりこう言うのは似合いませんわ。
頑張っているのは良く分かるけども。どうしても出たかったんでしょ?ギドク監督の作品に。ほんと、分かるけど。
ダメよ。
この手の役に必要な鬼気迫る感じが全くないし。アウトロー感、スレ感、イッちゃってる感も。全部足りない。
仕方がないのでユ・ヘジンさんとキム・ガンウさんばかりに注目していました。
一番の注目はパク・チアさんだったけどね。『ウエイト 呪われし存在の重さ 』の彼女は最高でしたから。
この作品でも、難しい役をとても上手に演じていました。さすがです。
海兵隊にいた監督ですから。
わりとリアルな部分も多いんでしょうね。恐ろしい事です。
戦争っていうのは、みんなを狂わせてしまう。この作品は直接的な戦争映画ではないけれど。
南北分断は、ずっと戦争状態って事と同じだもんね。
戦争なんて、誰も幸せになれない。
改めて感じました。