<スポーツ・青春>
監督:チョ・ヨンソン
出演:ソ・イングク、イ・ジョンソク
アイドル映画だと思わずに観て、「けっ、こりゃただのアイドル映画だな」とガッカリする事があるけど。ハナからアイドル映画だと思って観ると案外感動したり。笑ったり。「お、それだけじゃないぞ」と嬉しくなったりする事も結構あるんだよね。
作品を観る前の心構えと言うのは案外、鑑賞に強く影響するんだと思うわ。
宣伝が大げさ過ぎると、観てガッカリしちゃうのも少なくないでしょ。友達から聞いた評価とかもそうだよね。
「ものすご~~く面白いから!」って言われて観ると・・・そうでもない。ハードルが上がっちゃってるからさ。
なので私は極力、宣伝やHPを観ないで挑みます。
細かいところをネットで確認したり、歴史が絡んでたらそれを勉強したりするのは一度観た後。
そうしたら二度目は全く違う楽しみ方が出来るしね。お徳です。
初めて観た時の感動や驚きは、その時にしか味わえない貴重なものだから。なるべくサラな状態で見ないと勿体無い。
とにかくこの、単なるアイドル映画と思われた作品。そんなに悪くなかったのよ。
ソ・イングクさんのお陰で、個性って素晴らしいなぁ~と再認識したし。
イ・ジョンソクさんみたいな可愛い男の子は、それだけで分かり易いでしょ。目を引くし。
でもハンサムさんて、余り表情が豊かとはいえない方が多いのも事実。
方や、ソ・イングクさんのように個性的な男性にはスピーディーな吸引力はないんだけど、見てるといつの間にか吸い込まれている。
コロコロ変わる表情や、ユニークな表現力。
この方って歌手なんだよね?凄いね。今まで注目したこと無かったけど、才能溢れる方なんですね。
ラブレターを書く下りなんて本当に可愛くて、思いっきり笑ってしまったもん。
ビジュアルに優れた若い俳優さん達が先ずはアイドル扱いされてしまうのは仕方ない事で。。。分かりやすいアイドル映画をやらされるのも、これまた仕方が無い。
問題はその先、どう成長していくかだよね。
この作品を観て、ソ・イングクさんは近い将来、きっとステキな俳優さんになるんだろうなぁ~って、心から思いました。期待大ですね。
あと。
まぁ、この感じの映画でこだわっても仕方ないのはわかってるんだけど。男性の身体で水泳選手が一番カッコいいと思っている私なので。どうしても言いたい!
イ・ジョンソクさんのボディーで韓国代表、オリンピック金メダル候補、無理ですからっ!痩せ過ぎですからっ!
それよりもっと!彼らがレースをしたオージーのオッサン達!そのボディー、もっと無理ですからっ(笑!