海にかかる霧 <해무> | 韓国映画ひくほどLOVE ~時々ぴょんて

<サスペンス>

    監督:シム・ソンボ

    出演:キム・ユンソク、パク・ユチョン



ちょっと消化不良と言うか。虚しいと言うか。


個人的には、キム・ユンソクさん演じる船長のラストシーンで満足したの。号泣したし。

ユンソクさん。さすがだわ。魅せてくれるわ。って。


哀しき獣 』を思い出しました。。。あれでも同じような、ユンソクさんの壮絶なラストシーンがあるんですよ。やってくれる方なんですよ。


なので、彼のラストシーンで終わってくれたら、もっと評価は高かったと思うんです。

でもね。そう。ラストが気に食わなかった。


俳優陣は素晴らしかった!

ムン・ソングンさん、キム・サンホさん、イ・ヒジュンさん。。。やっぱり間違いない。スゴいよ!

どう見ても、その役本人にしか見えないんだもん。


みんなキャラがはっきりしてる。それをみんな見事に演じてらっしゃる。

も~、だから韓国の俳優さんが大好きで。だから韓国の映画が大好きなのよぉ~!って、改めて思う瞬間です。


ユチョンさんも良かったよ。相変わらずの抑えた演技で。それが役に合ってたね。

ラブシーンも美しかった。。。あんな汚い場所でやってるのに。本当にキレイでした。


まぁ・・・気に食わないラストでも、言わんとしている事は分かるし。ダメダメって事ではないんだ。


それでもね。完全に消化不良で。

なんか。。。やっぱりなんか。。。って感じなのです。


とは言うものの、私の鑑賞済作品リストの中ではかなり上位。お気に入りなんです。

作品としての見ごたえは十分。って事ですわ。