<ヒューマン・時代劇>
監督:ハン・ジェリム
出演:ソン・ガンホ、イ・ジョンジェ
やっぱりジョンジェさん、いいなぁ。
彼の悪いお顔が。最高なんだわ。
何しろその、「顔」こそが主題ですし。
『新しき世界 』もめちゃカッコ良かったけど。。。あれは、良い人と悪い人が混在する顔でなければいけない訳で。ほんと、彼にピッタリ。
こっちは基本、悪い人。でも、時代がね。戦(いくさ)の時代だから。どっちが悪でどっちが善とかいう、単純なものではありませんもんね。
まぁ、とにかく。
戦の時代ですから嫌なシーンも多いけど。主役は泣く子も黙るガンホさま。安定の演技力と迫力で、ぐいぐいと映画を引っ張っていきますわ。
霊感でその人の事を言い当てる、とか言う人ってたまにいるでしょ?あの人達も基本的には観相らしいよね。そこに仕草とか手や口調なんかの観察をプラス。後は誘導尋問的に相手から色々引き出すと。
映画の中で、謀反の相がある人間を先に殺してしまおうと観相を利用する訳だが。まだやってもいないことで殺されたらたまらんよな。
トム・クルーズさんの『マイノリティー・リポート』と同じだよね。
人相が悪いから悪い人だって判断されても困るし。。。そしたら我が旦那なんて極悪人じゃん(笑)。本当は、日本でベスト500には入りそうな優しい人なのに。ほんと。
ジョンジェさん、映画を観ればみるほど好きになっていきます。