ゲーム内課金の資金決済法 | もんものブログ

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会社経営しています。
なんとなく思ったことをとても不定期に書いていきます。

今、製作中のアプリですが、かなりいい感じになってきたので、弊社のアプリで初めてゲーム内課金を実装しようと思っています。

 

ところが!!!

 

資金決済法なるとても迷惑な法律にぶち当たりました。。。orz

 

 

端的にいうと、

 

・3月末、9月末での課金アイテムの未使用残高の半分が1000万円を超えている場合、2ヶ月以内にその2分の1以上の額を供託金として預けないといけない

 

というもの。

 

 

私がやっていたソシャゲーでも、最近、いわゆる魔法石やジュエルといった課金アイテムが、有償と無償に別れ、有償のみのガチャとか出てきて、

「なんてゲームだ!!努力して集めた無償分が使えないガチャとかやるんじゃねえ!」

と思ったものですが、この法律が諸悪の根源でした。。。

 

もともとはサービス終了した際にきちんと返金するための資金の確保ということで作られた法律で、意図することはわかりますし、そういうことは必要だとは思いますが、上記のように、基本無料ゲームにおいて課金アイテムはもともと「ユーザーの努力の時間を金で解決する」という手段だったものが、努力でカバーとかじゃなく、単純に「金出したやつが勝ち」という仕組みにせざるを得ない状況を作り出す法律になっていました。

 

 

他にも時代に追いついていない法律のせいで特にスタートアップのIT事業者が苦労している状況がある中、「またか・・・」という感じです。

今回はユーザー体験も最悪にしてしまうものなだけに、どのように対応すべきか非常に悩み中。。。

ガチャが好きじゃないのでガチャを入れないゲームにしようとしていましたが、ガチャがないと、この法律を乗り越えられなそうな気がしています。。。