この季節になると、7時のプール開門時にはまだ夜明け前で、空は薄暗い。泳いでいるうちに夜が明ける。昨日朝は、東の空がオレンジ色に輝き、西空に虹がかかる中を、それらを見ながら背泳ぎで往復を繰り返す。
午前10時半過ぎ、自宅を出ようとしていたときには、薄日も射していて、この分ならなんとかもつだろうと、天気予報では雨だったにもかかわらず、自転車でキャンパスに向かった。
しかし、昼からの演習中、雨音に驚かされ、窓外に目を転ずる。こちらの楽天的な「賭け」は外れ、雨脚はかなり強い。このままだと雨の中を自転車で帰宅しなくてはならないと少し憂鬱になる。
幸いなことに、演習が終わる頃には雨脚も弱まり、防水加工されたコートのフードをかぶり、自転車で無事帰宅。ズボンは雨に濡れてしまったが、室内に干しただけでも二三時間で乾く程度。
今日もカメラを持って大学まで行ったのだが、行き帰りには一枚も撮らず仕舞い。
自宅のベランダから雨に濡れる緑葉の光沢と滴る水滴を撮ろうと試みたが、どれも不満な写り。
そんなわけで、今日の一枚は、夕食時に飲んだワイン。むしろ今日の一本と言うべきか。