鎌倉散策 紅葉ヶ谷 獅子舞 | 鎌倉歳時記

鎌倉歳時記

定年後、大好きな鎌倉での生活に憧れ、移住計画や、その後の鎌倉での生活の日々を語ろうと思います。家族を大阪に置き、一人生活を鎌倉の歳時記を通し、趣味の歴史や寺社仏閣等を綴っていきす。

 

 紅葉ヶ谷は鎌倉でも紅葉の美しいところとして有名である。寺社に佇む広葉樹も美しいが、手付かずの自然が残る風景とは、格段の差がある。鎌倉の紅葉は十二月に入ってから半ばぐらいまでで、あっという間に過ぎて行くと聞いていた。また、台風の多かった年は紅葉の色付きが悪いと言われる。月曜日に鎌倉市に洪水警報が出るくらい雨が降った。しかし翌朝、見事な天気であった為、紅葉ヶ谷の紅葉を見に出かけた。

 住居を十時半に出て、鎌倉宮に十一時半前に着き、歩いて瑞泉寺方面へ行く、甘味、お食事処のもみじ屋さんによってキノコご飯とうどんの定食を食べた。獅子舞の紅葉の事を奥さんに聞くと銀杏は落ちて、紅葉はまだかもしれないと、御主人から昨日の雨でぬかるんでいるので気を付けるようにと言っていただいた。

 

 

 通玄橋に戻り、永福寺跡の横道を二階堂川に沿って行く。道標が建てられており、横眼で見ながら少し行くと、小さな送電所があり、そこを過ぎると山道に入る。小川のせせらぎが聞こえるが、昨日の雨で道はぬかるんでいた。紅葉はまだ見えず銀杏はすでに散っているようだった。二十分ほどの登りで、ひと汗かいたぐらいで獅子舞の岩にたどり着くと、所々に楓やもみじが赤く染まっていた。黄色に染まった銀杏は一週間前くらいが見ごろだったのか、もみじは一週間後が見ごろになるのかわからなかった。

 

 
 

 少し自分の抱いていたイメージと違っていたが、次回は建長寺から天園ハイキングコースを歩いてみたくなった。天園休憩所上の展望台から相模湾の眺望は美しく、稲村ケ崎が望めた。憩所手前の分岐点で建長寺へのハイキングコースは通行止めになっており、瑞泉寺方面に向かうか迷ったが、来た道を引き返した。