まずは,舞台手前のオーケストラによる生演奏が良かったです。背景におとぎ話のような古いヨーロッパ風の景色が順次現れ,そこで数人がフィギャースケートで踊ります。子供も喜ぶような雰囲気でした。中盤過ぎに舞台手前で男性のタップダンスが披露されました。その後,舞台左右に浅田真央とその男性が現れタップダンスを踊りました。フィギャースケートと同様なので浅田真央はすぐにマスターしたのだと思われます。その後タップダンスがかなりのウェイトを占めました。タップダンスはもう少し少なくて良いかと思いました。浅田真央と男性スケーターが布をたらした空中の輪で演技するエアリアルティシューもありました。さすが,ここでは,布を体に巻き付けて演技をしたのは男性スケーターの方だけでした。

 浅田真央の出番が多く,かなり疲れる公演だと思いました。今後,この劇場を拠点に立川市民として活動するそうです。無理をしないで長続きすることを望みます。