「ムンクの叫び」から「文句の叫び」という言葉が浮かび,この噺を作ったそうです。恐妻家が部下を家に招き,亭主関白を装う噺です。印象に残ったのは,これよりマクラの部分です。エスカレーターでこけたら店員が優しく声をかけてきたのですが,「こちらの方が転びにくい」と言って靴2足を売りつけられたそうです。「横に転ぶのは慣れているけれど,縦に転ぶのが慣れていないので…」で笑いを誘いました。「横に転ぶ」とは“新婚さんいらっしゃい”のことです。