この隠居は人使いが荒い。やっと見つけた辛抱強い雇人も,化け物の出る家に引っ越すことになると,「お暇をください」と言って辞めてしまう。引っ越し先では早速お化けが出現。この隠居はそのお化けに仕事を言いつけてやらせてしまう。次の日もまた違うお化けが出るがやはりいろいろ言いつけて仕事をさせてしまう。ついにはお化けに化けていた狸が出て,「お暇をください」。

 アニメは時間の制限か,お化けは2種類だけでした。落語は聴き手の想像力だけに頼る分,怖さはよくでます。