女性噺家さんの「湯屋番」を聴きました。勘当された若旦那が居候先の配慮で湯屋番をやることになりました。番台の上で,女湯のいい女といい仲になるという妄想を膨らませる話です。若旦那が,いい女はこんなことを言うだろうと,その女を装って「ねえー,若旦那!」などと言います。つまり,男が女のしゃべりをまねするわけです。この男を女性噺家が演じると複雑なことになります。聴いていてちょっと混乱してしまいました。この女性噺家さん,チャレンジ精神旺盛ですね。