トリマ | 技術日誌

技術日誌

ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 前の記事で,上押さえを上下任意の位置で固定するのを可能にするため,縦板にスリットを開けたことを述べました。今回は,その相手の上押さえに鬼目ナットを埋め込み,ねじの受けを作りました。写真で縦板の右側の面に鍋ねじの頭が見えています。また,前押さえも固定する仕組みを作りました。溝作製部位の底面に鬼目ナットを埋め込みました。前押さえには大き目な穴(φ6,ねじはM4)を開け,前後のフレキシビリティーを持たせました。溝の被加工材の厚さのばらつきを吸収させるためです。これで,被加工材の4面を囲む機構が完成しました。残るは,溝作製部位を本体に固定する機構です。