前に,電動工具のいくつかのジグについての集塵効率の話をしました。その中であられ組ジグが最も効率の良いことが分かりました。ここでは,あられ組ジグを溝彫りジグとしても使えるようにするアダプタの作製を始めました。あられ組ジグの集塵効率が高いのは,集塵ホースの口が常にトリマのビットの近くにあるからです。あられ組ジグでは,トリマを取り付ける部位と被加工材をセットしスライドする部位からなります。今回は後者の部位を溝彫り用の部位として新たに作製します。まずは,スライドさせる底面が左右にぶれないようにするストッパー(20×20 mm角材)を取り付け,底面に垂直な板を取り付けました。垂直になるよう,1×4材を二等辺直角三角形に切り出し,垂直な板を支えるようにしました。今度どのようにしたらよいか,作製しながら考えたいと思います。
