サンダ | 技術日誌

技術日誌

ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 サンダは底に取り付けてある紙やすりを振動させ,木材の表面を研磨する電動器具です。1か所のサンダ掛けを終えて次に移るとき,サンダを作業台の上に一旦置きます。サンダをOFFにしても惰性で何秒間か振動しています。下側の紙やすり部より上側のモータ部の方が重いので,振動が止まるまで作業台の上を動き回ってしまいます。そのため,これまでは,サンダをOFFにしてから止まるまで手で持っている必要がありました。考えてみるとモータ部を引っ掛ける台があれば惰性で動いていても,軽い紙やすり部を振動させるだけなのであまり揺れないで済みそうです。普段サンダを保管するときは,モータ部の2か所を壁に挿してある木ねじに引っ掛けています。作業の際用のそのような引っ掛けがあればすぐに置くことができるはずです。そこで,惰性で動いているときも本当に安定して置けるか実験しました。サンダの前の部分はフ型になっています。φ10 mm程度の管に引っ掛ければ落ちません。後ろの方は手で持つ部分になるので角材で支えられます。仮にF型クランプで管と角材を作業台に固定してサンダを置いてみました。モータONの状態でもほとんど揺れません。したがってこの形のサンダ置きを作ればサンダを掛けた後すぐに置くことができるはずです。この実験の結果から作業台から管と角材をせり出させるように工夫したいと思います。また,少しの振動で手前にずれて外れるといけないので,角材と管の手前側にはストッパーを取り付けたいと思います。