波板パネルの作製(12)3枚目のパネルの作製 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 続いて3枚目のパネルを作製しています。これまでのパネルの幅は,波板の幅に合わせて設計しましたので,幅は切断することなく使えました。3枚目のパネルは柱間の端になるので,残りの幅に合わせる必要があります。波板を枠に合わせると写真のように,右側が余ります。

 

 波板の切断用ハサミは2種類持っています。波板の波に直角方向に切るには,波板の波の形をしたハサミを用いることによりスムーズに切ることができます。一方,波に平行方向に切るのはまっすぐな刃のハサミを用います。波板は紙などとは異なり,切断時に大きく寄せることができません。そのため,このハサミの刃はグリップより外れた方向についています。専用のハサミのおかげで切断はスムーズにできました。

 

 波板をはめ込んでも,立てるとずれてしまう恐れがあります。そのため,桟の一部から木ねじを波板に留めておきます。波板の底から,桟を貫通させて木ねじの下穴を開け,桟側から木ねじを締めます。波板は透明のため,どこが底かわかりにくいです。そこで,鉛筆を波板に置きました。ここでは六角の鉛筆ですが,丸い鉛筆の方がきちんと底で安定します。そして,印をつけ,ドリルで下穴を開けました。

 

 下から木ねじを締めると,波板をしっかりと留めることができました。