ネジ穴が崩れた丸鋸ジグの補修 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 丸鋸で被加工材を切断する時,かなりの頻度で丸鋸ジグを用います。ジグの先端を被加工材の切断位置に合わせるようにして重ね,被加工材がかかっていない位置にあるネジ穴を用いて台に固定します。このネジ穴を頻繁に使うため,木ネジの頭が潜り込み,木ネジの頭の径で貫通してしまいました。そこで,ダボを用いて補修することにしました。

 

 崩れた穴をドリルでφ10 mmまで広げました。そこに,木工ボンドを付けたφ10 mmのダボを打ち込みました。飛び出ている部分はノコギリで切り落としました。写真の-のマークの手前が飛び出している部分が切断されたダボです。左上は切り落とされたダボです。この後,やすり掛けをして平らにしました。

 

 ダボの真ん中にφ5 mmの穴を開け,口はザグリを入れました。写真は使用時の状態です。皿ネジの頭   は板面より下がるようにしてあります。ジグの木材より,ダボの木材の方が堅いと思われるので,この方が長持ちすると思います。また同じようにネジ穴が崩れたら,同じように処置すれば良いと思います。