木工用集塵機ケースの作製(1)枠の作製 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 木工用集塵機は現在のところ,家の横に作った収納スペースにしまっています。結構重いので作業の度に持ち出すのが面倒です。そこで,作業場に半固定にしたいと思っています。そのケースを作ることにしました。前面は吸引ホースと引き出し,スイッチを操作するため開けるようにします。左側面には,木屑袋を取り付けます。使用時には長さが1 m以上の回転楕円体になります。その部分も開けるようにします。2段にして,下側に本体,上側に木屑袋を保管できるようにしたいと思います。今のところホースの収納は考えていません。

 写真はケースの枠を3枚組継ぎで組み立てるための切削作業です。このジグも自作です。高さ調整部分に目盛を付けたという記事を最近書きました。被加工材をある程度ひっこめて5 mmくらい削ります。そして5 mmずつせり出して,被加工材の先端がジグの縦のガイドに当たるまで削ることを繰り返します。トリマビットの出は,最後に目的の深さになるよう一旦セットするだけで済みます。せり出し量も目盛を貼ったので楽に変えられます。せり出し量を変える時は2つのトグルクランプを緩めて行うのでこれも楽です。このジグを使うことで,被加工材に墨入れする必要もありません。

 木屑はトリマの先の方に見えるホースで吸っています。トリマ用集塵アダプタを付ければその方が効率よく屑を吸えると思います。