細いダクトホースを使うと流路抵抗のためペール管内部の気圧が下がりつぶれてしまうことを述べました。ダクトホースを太くすることでつぶれなくはなりましたが,トリマー等の機器での実際の利用ではまだ心配です。そこで,ダクト口にリーク穴を付けることにしました。サイクロンにはいくつかの異径アダプタが付いていました。1つがダクト口に挿さるサイズでした。もう一つはその先に挿さるものがありました。これを挿してφ15の穴を貫通させました。両者を逆方向に回すことにより開いている面積を0から100%の間で変えられます。つまり,リーク量を調整できます。挿した側の異径アダプタの外形は,ダクトホースの内径にほぼ同じでした。しかし,外側に飛び出した螺旋部分が径の変化をしっかりと抑えているため挿しこめませんでした。そこで飛び出した螺旋部分を一定間隔で切れ目を入れてみました。その結果差し込むことができました。これでリーク調整兼,ホースへの接続が可能になりました。