ベース接地型発振回路の実験 (6) フィードバック量の影響 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 前の記事で,「発振回路では,フィードバック量が大きいほど歪む」と述べました。前回の回路では,C1=100 pF,C2=1,000 pFで1/10程度のフィードバックがかかっていました。発振波形は下写真の上側のようになりました。下側が詰まった形で歪んでいます。

 そこで,C1=100 pF,C2=10,000 pFとして,フィードバックを1/100程度にしました。下側の波形になります。きれいな正弦波になったことがわかりました。