以前の記事で書きましたが,電動歯ブラシの替えブラシの取り付け部を自作しています。私の歯磨きは垂直法です。歯ブラシを縦にして上下に動かし磨きます。この作業を少しでも楽にしようと,縦に振動する電動歯ブラシを使っていました。現在,電動歯ブラシで縦に振動するのは主流ではなくなり,お店から消えました。私の方法を用いていると,歯科医からも,「しっかり磨けている」と言われています。そのため,磨き法を変えたくはありません。
縦に振動する電動歯ブラシが店から消えたので当然替えブラシもなくなりました。そこで,市販の歯ブラシの先端部を切り,電動歯ブラシに挿すアダプタを作りました。アダプタと言うより,替えブラシと呼んだ方が良いかもしれません。劣化したら歯ブラシ全体を放棄することになるからです。プラスチック管の半分くらいに,グルースティックを挿しこみ,残った部分にエポキシ系接着剤を流し込み,切られた歯ブラシの柄の部分を挿しこみます。固まった後でグルースティック側にφ4の穴を開けます。グルースティックには弾力があり,電動歯ブラシにうまく挿しこめるのです。
写真左は古いもの,右は新しく作製したものです。歯ブラシの赤い柄のすぐ下がエポキシ系接着剤材です。その下はグルースティックですが,隙間にも接着剤が流れ込んでいます。新しいものは白色ですが,古い方は黄色がかっています。日向に置いているわけでもありませんが,こんなに色が変わるとは驚きです。ちなみに,エポキシ系接着剤はできるだけ口に当てたくありません。歯ブラシの柄が結構長いのであまり口には当たりませんが,次回は接着剤の量をもっと少なくしたいと思います。