コマーシャルユースのQRコードの中央にメーカーのロゴが入っているものを見かけます。かねてより,そんなQRコードを作りたいと思っていました。ちょっとしたハプニングから,自分でもできそうだと分かりました。ハプニングと言うのは,QRコードの中央にたまたま邪魔な物があったのに,正しく読み取れたということです。試しに自分のQRコードの中央にサンタクロースの絵を入れてみました(写真)。そして,QRコードリーダーで読み取ると,問題なく読み取ることができました。以下想像ですが,QRコードには,「エラーリカバリー機能が入っている」ということです。昔からあるシリアル通信では,1, 0で表された7桁のデータの後ろにもう一つ1か0を付け加えて8桁の1の数が偶数になるようにしてありました。受信側は8桁の1の数が奇数だったら通信の途中で雑音が入り,正しくデータが受けられなかったことを判定できます。QRコードはこのようなエラー処理をもっと高度に行っていると考えられます。