パソコンに保存したiPhoneの写真の位置をGoogle Mapで | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 私はiPhoneで撮影した写真はパソコンに移動させています。そんな写真の中で「ここの正確な位置はどこだっただろう?」と思われるものもあります。そんなとき,その写真を撮った場所をGoogle Mapで表示させる方法を用いています。Windowsで画像ファイルのプロパティーの詳細タブを開くとGPSの項目があります。緯度,経度ともに度,分,秒の順にセミコロンで区切って書かれています。先ず,緯度について,度の後ろに「°」を,分の後ろに「’」,秒の後ろに「’」を付けます(残念ながらクリップボードに入らないので,手打ちします)。続いて,北緯の場合はNを,南緯の場合はSを付けます。プロパティーの表示にはこれが出ませんので,自分で判断する必要があります。その次に経度を書きますが,その前に区切りのためカンマを打ちます。経度についても同様に°,’,”を付けます。こちらも東経か西経かが表示されていないので自分で判断して,E(東経)かW(西経)を付けます。例示の写真はサンフランシスコでのものですので,NとWを付けました。37°48'30.53"N,122°28'31.07"Wのようになります。

 

 この文字列をGoogle Mapの検索の枠に打ち込みます。エンターキーを押すと赤いマークで場所が特定されます。

 

 ここでの紹介は省略しますが,私はjpegwhere.exeというプログラムを作り,手打ちなしで使っています。このソフトでは,この形式の文字列の入ったcsvファイルができます。