三脚台 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 リサイクルショップで掘り出し物の三脚を見つけました。脚の長さは3段で変えられます。エレベーター昇降機がついています。ハンドルで前後に傾きを変えられます。また,それと直角方向の傾きもロックネジを緩めることにより変えられる代物です。これが約千円で購入できました。

 


この三脚に板を付けて台をつくりました。板をカメラと同様に三脚のネジに留めるための金具を付けました。ホームセンターで,この金具を作るため幅と厚みのある金属板を探してみました。その結果,Z短冊金物Sというのが見つかりました。178円と安価です。穴が開いているのでそれを避け幅4 cmで切り取りました。中央にW1/4のインチネジを切りました。左右にコースレッドネジで締めるための穴を開け,φ9のドリルで座繰りを入れました。これでネジの頭が引っ込みます。

 

 

これ用に切り出した合板は薄すぎたので,厚い板を木工ボンドで貼り付けそれに金具をねじ止めしました。

 


 これで,三脚に板を取り付けられます。長い木材をワークベンチで加工するとき,はみ出た部分を支えるのがこの台の主な用途です。エレベーター昇降機で,はみ出た木材の高さに合わせられます。また前後左右を調整することにより,木材と平行にさせることができます。また,このままの状態で道具を仮置きする場所としても使えます。これをしまうときは三脚から外し,壁に掛けます。写真の板の左側の穴はそのためのものです。