軒下加温ケース作製 その10: ガラス差し込み溝彫り | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 1×2角材の細い方に,トリマを用いて5 mm幅の溝を2本彫り,2枚のガラスをそれらの溝に挿し込みます。先ずは角材の右寄りに5 mm幅の溝を彫りました。その隣にもう1本彫りますが,2本の溝の間の山が,トリマ加工の際に折れやすいです。下の写真では2本目の溝は黄色で示したところに入れます。その向こうにすでに彫った溝があります。そのままでは,トリマ加工の際,向こう側に押されて折れます。そこで,5.5 mm厚の合板を丸ノコにより5 mm幅に切りました。それを向こう側の溝に挿しました。これで,間の山が押されて折れるのが防げます。こうして必要な溝を全て彫り終わりました。