アルミや木材を加工するとき,図面をパソコンで作って印刷したものを利用して印をつけると精度良く作ることが可能です。手持ちのプリンタは現在3台ありますが,いずれもA4用です。ケース底面の作図をしましたが,A4に収まりません。プリンタの幅は物理的に決まってしまいますが,長さ方向は,手差しトレイを使えば特に制限はなさそうに見えます。
そこで,手差しトレイのあるプリンタを使うことにしました。プリンタの手差しトレイに関する設定のところで,用紙のサイズを指定するところがありました。設定してみると長さ方向はかなり大きくできそうなことが分かりました。A3用紙を切って使おうと考えていましたので,長さ方向はそのままとなるよう,420 mmに設定してみました。幅はA4の幅より少しだけ大きく設定が可能でした。トレイの最大幅までは設定できませんでした。そこで,プリンタの設定は,設定できる最大限にして,パソコン側(花子)の設定を,トレイ最大幅としました。A3用紙の幅をその長さに切りました。そして,印刷してみました。「印刷できない用紙」とメッセージが出ましたが,印刷はできました。左右印刷されないところがありましたが,これは通常でも用紙の周辺は印刷されないのと同じです。部品のサイズは設計通りに印刷されました。長さ方向は,端からの長さも正確でした。左右の位置は,プリンタの設定値とパソコンの設定値の不一致によるのか,ずれていました。その後,そのずれの分だけ元図をずらしたところ,端からの距離も正しくなりました。この図を用いて底面のアルミ加工をしようと思います。